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特集 Interventional radiologyの最前線
I. 総論
1.肝細胞癌に対するinterventional radiologyの歴史
History of interventional radiology for hepatocellular carcinoma
宮山 士朗
1
S. Miyayama
1
1福井県済生会病院放射線科
キーワード:
肝細胞癌
,
インターベンショナルラジオロジー
,
歴史
Keyword:
肝細胞癌
,
インターベンショナルラジオロジー
,
歴史
pp.815-820
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_815
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肝細胞癌に対する主なinterventional radiologyはいずれも1970~80年代に本邦で考案され,経皮的局所療法は杉浦らの超音波下での腫瘍内へのエタノール注入,肝動脈化学塞栓療法はYamadaらの抗悪性腫痬薬に浸したゼラチンスポンジによる肝動脈の塞栓が始まりであり,肝動注化学療法は荒井らの動注リザーバの開発により簡便化された.またそれらに用いられる器具,画像診断装置,支援ソフトウェアの多くも本邦で開発され,その後,海外に広く普及している.
© Nankodo Co., Ltd., 2022