外科医必読interventional radiology
Vascular interventional radiology 肝動脈塞栓術
森口 正倫
1
,
高山 忠利
1日本大学 消化器外科
キーワード:
インターベンショナルラジオグラフィー
,
カテーテル法
,
肝細胞癌
,
肝臓腫瘍
,
治療成績
,
肝動脈塞栓術
,
禁忌(治療)
,
肝外傷
,
腹部CT
Keyword:
Catheterization
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Liver Neoplasms
,
Radiography, Interventional
,
Treatment Outcome
pp.799-805
発行日 2010年8月1日
Published Date 2010/8/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2010289010
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切除不能の肝腫瘍において、局所療法が適応とならない症例に対して分子標的治療薬の登場もあるが、肝動脈塞栓術(TAE)はいまだ主な治療法の一つである。特に本邦では肝細胞癌において現在も盛んに施行されている。最近では新しい薬剤や塞栓物質も登場しさらなる成績の向上が期待されている。本稿では現在筆者が行っているTAEの実際についてわかりやすく記載した。また簡単ではあるが肝外傷におけるTAEについても言及した。
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