発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2004096678
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重症膵炎におけるIVRは動注から始まり,膵やその周囲に対しての穿刺やドレナージ,止血,胆道結石の切石など多岐にわたり,治療方針を決めるうえでも画像誘導下の処置は必要不可欠の手技となった.しかしながら,IVRで全ての病態が治癒しうるわけではなく,その適応や合併症そして限界を熟知して施行すべきものである.そのときにこそ,IVRは患者の肉体的な負担や精神的苦痛を軽減せしめるQOLを尊重した治療法となる
©Nankodo Co., Ltd., 2003