Japanese
English
特集 病態に応じた栄養療法の重要性
I. 総論
2.海外におけるERAS,外科栄養療法の実際
Modern perioperative nutritional support in the ERAS era
小林 光助
1
,
伊藤 寛倫
1
,
大庭 篤志
1
,
小野 嘉大
1
,
佐藤 崇文
1
,
井上 陽介
1
,
髙橋 祐
1
K. Kobayashi
1
,
H. Ito
1
,
A. Oba
1
,
Y. Ono
1
,
T. Sato
1
,
Y. Inoue
1
,
Y. Takahashi
1
1がん研究会有明病院肝胆膵外科
キーワード:
ERAS
,
栄養療法
,
海外医療
,
消化器手術
Keyword:
ERAS
,
栄養療法
,
海外医療
,
消化器手術
pp.1319-1324
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1319
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近年の手術技術や周術期管理の進歩,術前・術後の周術期化学療法によって,消化器癌患者の術後成績は向上している.それに加え,周術期の栄養管理やリハビリテーションをはじめとするenhanced recovery after surgery(ERAS)の導入も,術後合併症の減少,術後在院日数の短縮に寄与しており,ERASは外科医として必須の知識といえる.本稿ではERAS,特に周術期の栄養療法を概説し,欧米の病院で実際に行われている栄養療法を概説する.
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