Japanese
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特集 病態に応じた栄養療法の重要性
I. 総論
1.近年の外科栄養療法の進歩
Recent progress in surgical nutrition therapy
山下 公太郎
1
,
土岐 祐一郎
1
K. Yamashita
1
,
Y. Doki
1
1大阪大学消化器外科
キーワード:
術前栄養療法
,
術後栄養療法
,
周術期サポートチーム
Keyword:
術前栄養療法
,
術後栄養療法
,
周術期サポートチーム
pp.1315-1318
発行日 2022年12月1日
Published Date 2022/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_1315
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近年の栄養療法の進歩はめざましく,手術や周術期治療の支持療法として大きな役割を担うようになっている.しかしながら各病状・病態に則した評価法や介入法が確立されているとはいいがたく,さらなる研究開発が期待される.一方で,多方面からの介入の必要性が認識されるようになり,多職種から構成されるチームによる介入が広く普及してきた.外科医として栄養療法のあり方と効果について知識をもち実践することは,手術治療の効果をより強化するためにも非常に重要である.
© Nankodo Co., Ltd., 2022