Japanese
English
症例
腹壁病変の存在が診断の決め手となった腹腔鏡下脾臓摘出術後の脾症の1例
A case of splenosis after laparoscopic splenectomy diagnosed by the presence of abdominal wall lesion
鈴木 秀昭
1
,
上松 俊夫
1
,
佐々木 英二
1
,
横山 真也
1
H. Suzuki
1
,
T. Uematsu
1
,
E. Sasaki
1
,
S. Yokoyama
1
1国家公務員共済組合連合会名城病院
キーワード:
脾症
,
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
腹壁
Keyword:
脾症
,
腹腔鏡下脾臓摘出術
,
腹壁
pp.283-287
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_283
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はじめに 脾症は脾破裂や脾摘の際に脾組織が腹腔内に散布着床して発育したもので,腫瘍との鑑別が困難であることもある.今回われわれは,子宮頸癌術前の画像検索で発見され,腹壁の病変が診断の決め手となった脾症の1例を経験したので,文献的考察を加え報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021