Japanese
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特集 消化管穿孔・虚血に対する低侵襲アプローチ
4.胃十二指腸潰瘍穿孔に対する大網充塡術の実際と成績
Outcomes of laparoscopic surgery for perforated gastroduodenal ulcer
山下 剛史
1
,
村上 雅彦
1
,
大塚 耕司
1
,
山崎 公靖
1
,
茂木 健太郎
1
,
青木 武士
1
T. Yamashita
1
,
M. Murakami
1
,
K. Otsuka
1
,
K. Yamazaki
1
,
K. Motegi
1
,
T. Aoki
1
1昭和大学消化器・一般外科
キーワード:
胃十二指腸潰瘍
,
腹腔鏡手術
,
穿孔性腹膜炎
Keyword:
胃十二指腸潰瘍
,
腹腔鏡手術
,
穿孔性腹膜炎
pp.221-225
発行日 2021年3月1日
Published Date 2021/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_221
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胃十二指腸潰瘍穿孔において,腹腔鏡手術が近年多く行われるようになった.直接縫合閉鎖+大網被覆,大網充塡のいずれかが選択されることが多く,基本的な内視鏡外科手術手技の修練としても有用である.しかし,本手術は緊急手術として行われることが多く,穿孔径や腹膜炎の程度,併存疾患などの患者の状態により適切な術式を選択すべきである.本稿では,胃十二指腸潰瘍穿孔に対する当科での手術手技の実際と成績を示す.
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