Japanese
English
特集 AIは外科にどこまで役立つか
I. 総論
2.手術映像におけるAIによる時間的・空間的推定技術の確立と応用
Establishment of AI-based estimation techniques in surgical video
杉本 麻樹
1
,
梶田 大樹
1
,
林田 哲
1
,
北川 雄光
1
M. Sugimoto
1
,
H. Kajita
1
,
T. Hayashida
1
,
Y. Kitagawa
1
1慶應義塾大学
キーワード:
手術映像AI
,
一人称視点手術映像
,
多視点手術映像
,
無影灯カメラ
,
開腹手術
Keyword:
手術映像AI
,
一人称視点手術映像
,
多視点手術映像
,
無影灯カメラ
,
開腹手術
pp.1160-1165
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1160
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われわれはウェアラブルカメラや多視点撮影により得られた手術映像を教師データとして,術野において切開など特定の作業場面を推定する機械学習器を構築し,推定結果に応じて重要なシーンを時間領域においてハイライトするシステムを確立した.同システムは注視されている確率が高い映像中の領域をとらえるように拡大領域を算出し,術野の重要領域のみを拡大して再生することも可能である.本稿ではこれらの技術の詳細と医療適用について解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021