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特集 AIは外科にどこまで役立つか
I. 総論
1.大阪大学におけるAIホスピタルと消化器外科領域における取り組みの現状と展望
Osaka University×AI hospital:our action and approach and future in gastroenterological surgery and total care for patients
三吉 範克
1
,
川崎 良
1
,
江口 英利
1
,
土岐 祐一郎
1
N. Miyoshi
1
,
R. Kawasaki
1
,
H. Eguchi
1
,
Y. Doki
1
1大阪大学
キーワード:
AI
,
消化器外科
,
医療
,
手術
,
futurability
Keyword:
AI
,
消化器外科
,
医療
,
手術
,
futurability
pp.1153-1159
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka83_1153
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大阪大学医学部附属病院(阪大病院)は,「Futurability 待ち遠しくなる未来へ」のコンセプトのもと,“病院にかかわるすべての人が待ち遠しくなるような病院”をめざしている1).2018年には内閣府総合科学技術・イノベーション会議の戦略的イノベーション創造プログラム「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」(以下,AIホスピタル)に採択され2),人工知能(AI)を病院のさまざまな場に実装する「AI基盤拠点病院」の構築をめざし,大阪大学医学部附属病院AI医療センターを開設して,病院のAI化をすすめている.本稿では,AIホスピタル事業において,当院と特に消化器外科領域が取り組んでいる診断・治療システムプロジェクトについて,外科医の視点から現状と今後の展望を解説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021