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特集 外科臨床に役立つ統計学
II. 各論
5.National Clinical Databaseから何が引き出せるか
What National Clinical Database can provide us?
掛地 吉弘
1
,
長谷川 寛
1
,
金治 新悟
1
Y. Kakeji
1
,
H. Hasegawa
1
,
S. Kanaji
1
1神戸大学食道胃腸外科
キーワード:
データベース
,
腹腔鏡手術
,
リスクモデル
,
国際比較
Keyword:
データベース
,
腹腔鏡手術
,
リスクモデル
,
国際比較
pp.830-835
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_830
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わが国の外科手術の95%以上をカバーするNational Clinical Databaseは2011年の登録開始から10年目を迎え,巨大データベースとして成長を続けている.日本の外科手術の現状を余すところなく示し,さまざまな課題もみえてくる.豊富な症例数を含むためにあらゆる解析デザインによる検証が可能であり,リスクモデルの構築から国際間の比較もなされている.データの質や悉皆性を担保しながら,医療の質を改善していくために積極的な活用が望まれる.
© Nankodo Co., Ltd., 2020