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特集 消化器外科におけるre-do手術
II. 肝胆膵
2．進行多発大腸癌肝転移切除後の再肝切除
Repeat hepatectomy after resection of advanced multiple colorectal liver metastases
松村 優
1
,
有田 淳一
2
,
石沢 武彰
2
,
赤松 延久
2
,
金子 順一
2
,
長谷川 潔
2
M. Matsumura
1
,
J. Arita
2
,
T. Ishizawa
2
,
N. Akamatsu
2
,
J. Kaneko
2
,
K. Hasegawa
2
1がん・感染症センター都立駒込病院肝胆膵外科
2東京大学肝胆膵外科，人工臓器・移植外科
キーワード：
再肝切除
,
大腸癌肝転移
,
多発肝転移
Keyword:
再肝切除
,
大腸癌肝転移
,
多発肝転移
pp.130-136
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_130
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大腸癌肝転移に対する再肝切除は予後改善に寄与する1）．特に多発の大腸癌肝転移では初回切除で治癒にいたることは少なく，再肝切除の重要性が高い．一方で，初回切除腫瘍数の多い場合の再肝切除は，①初回手術の離断面が広く癒着が広範囲である，②肝切除と肝再生による肝臓の変形があるため，肝切除はむずかしくなると考えられる．進行多発大腸癌肝転移に対する再肝切除の際に心がけている手技と要点を紹介する．
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