Japanese
English
特集 消化器外科におけるre-do手術
I. 消化管
3.大腸癌術後の腹腔内再発巣に対するre-do手術の治療成績
Re-do surgery for intraperitoneal recurrent colorectal cancer
渡辺 卓央
1
,
渡邉 純
1
,
後藤 晃紀
1
,
諏訪 雄亮
1
,
虫明 寛行
2
,
國崎 主税
3
,
遠藤 格
4
,
益田 宗孝
4
T. Watanabe
1
,
J. Watanabe
1
,
K. Gotou
1
,
Y. Suwa
1
,
H. Mushiake
2
,
C. Kunisaki
3
,
I. Endo
4
,
M. Masuda
4
1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター
2済生会横浜市南部病院外科
3横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター
4横浜市立大学
キーワード:
大腸癌
,
再発
,
redo
Keyword:
大腸癌
,
再発
,
redo
pp.111-116
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_111
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再発大腸癌の治療の中で,長期生存がもっとも期待できるのは転移巣の完全切除であり,近年は腹腔内再発病変に対するre-do手術も腹腔鏡手術で行われるようになってきた.しかし,再発病変のre-do手術は,初回手術による剝離層の消失や高度の癒着のため手術難易度が格段に高くなる.特に直腸癌局所再発の手術では切除マージンを得るために拡大手術となり,術後合併症も多くなるため慎重なマネジメントが必要となる.当院におけるre-do手術の工夫・治療成績を示す.
© Nankodo Co., Ltd., 2020