Japanese
English
特集 保存版!臓器脱の診断と治療
II. 各論
5.直腸脱に対するAltemeier法の適応と手術手技
Altemeier procedure for rectal prolapse
渡谷 祐介
1
,
大毛 宏喜
1
,
上神 慎之介
1
,
中島 一記
1
,
平野 利典
1
,
吉村 幸祐
1
,
北川 浩樹
1
,
海氣 勇気
1
,
繁本 憲文
1
,
上村 健一郎
1
,
高橋 信也
1
Y. Watadani
1
,
H. Ohge
1
,
S. Uegami
1
,
I. Nakashima
1
,
T. Hirano
1
,
K. Yoshimura
1
,
H. Kitagawa
1
,
Y. Kaiki
1
,
N. Shigemoto
1
,
K. Uemura
1
,
S. Takahashi
1
1広島大学外科
キーワード:
直腸脱
,
Altemeier法
,
会陰式直腸S状結腸切除術
,
前方肛門挙筋形成術
Keyword:
直腸脱
,
Altemeier法
,
会陰式直腸S状結腸切除術
,
前方肛門挙筋形成術
pp.1032-1035
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1032
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Altemeier法は,会陰式直腸S状結腸切除に前方肛門挙筋形成術を付加した術式で,北米において直腸脱に対する経肛門法の第一選択となっている.再発率では経腹法に劣るものの,麻酔法や脱出腸管長にかかわらず施行でき,肛門挙筋形成術により術後便失禁の改善が期待できる.本稿では,本法の手術適応,手術の実際,周術期管理について概説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020