Japanese
English
特集 保存版!臓器脱の診断と治療
II. 各論
1.脱肛,直腸脱の区別と診察・診断
Proctoptosis and rectal prolapse;distinction, examination and diagnosis
浜畑 幸弘
1
,
赤木 一成
1
,
前田 孝文
1
,
小池 淳一
1
Y. Hamahata
1
,
K. Akagi
1
,
T. Maeda
1
,
J. Koike
1
1辻仲病院柏の葉大腸肛門外科
キーワード:
脱肛
,
直腸脱
,
骨盤臓器脱
Keyword:
脱肛
,
直腸脱
,
骨盤臓器脱
pp.1005-1010
発行日 2020年9月1日
Published Date 2020/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_1005
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脱肛と直腸脱はともに肛門から脱出する病態である.診察は特に困難ではないが,時に判断に迷うこともある.高齢化社会になるにつれて直腸脱の患者も増えてきている.直腸脱は他臓器脱を合併することもあり,治療方針を決定するうえでいろいろの検査も必要になる.今回は肛門から脱出する疾患と,特に直腸脱において手術するために必要な検査について説明する.
© Nankodo Co., Ltd., 2020