骨盤臓器脱・直腸脱に対する手術
直腸脱 直腸脱に対する腹腔鏡下直腸固定術
西口 幸雄
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1大阪市総合医療セ 消化器外科
キーワード:
医学用イラストレーション
,
外科用メッシュ
,
直腸脱
,
腹腔鏡法
,
最小侵襲手術
,
直腸固定術
Keyword:
Medical Illustration
,
Laparoscopy
,
Surgical Mesh
,
Rectal Prolapse
,
Minimally Invasive Surgical Procedures
pp.1511-1514
発行日 2008年12月1日
Published Date 2008/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2009025778
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直腸脱の手術法についてはさまざまな術式が報告されているが、腹腔鏡下手術はその低侵襲性のゆえに、本症に対して有用性が報告されている。直腸固定術は、直腸直接固定術と、メッシュを用いた前方固定術、後方固定術に分けられる。直腸脱に対する腹腔鏡下直腸固定術は、患者に対する侵襲が小さく、しかも再発も少ないと考えられ、全身麻酔が可能であれば第一選択になりうる術式であると考えられる。
©Nankodo Co., Ltd., 2008