Japanese
English
特集 スキルス胃癌のすべて
III. 臨床〈治療〉
3.スキルス胃癌に対する腹腔内化学療法
Intra-peritoneal chemotherapy for scirrhous gastric cancer
藤原 義之
1
,
齊藤 博昭
1
,
福本 陽二
1
,
松永 知之
1
,
宮谷 幸造
1
Y. Fujiwara
1
,
H. Saitoh
1
,
Y. Fukumoto
1
,
T. Matsunaga
1
,
K. Miyatani
1
1鳥取大学病態制御外科
キーワード:
スキルス胃癌
,
腹膜播種
,
腹腔内化学療法
,
paclitaxel
Keyword:
スキルス胃癌
,
腹膜播種
,
腹腔内化学療法
,
paclitaxel
pp.45-50
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_45
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スキルス胃癌は高頻度に腹膜播種を合併する予後不良な疾患である.近年タキサン系薬剤(docetaxel,paclitaxel)を用いた腹腔内化学療法が腹腔内病変のコントロールに有効であることが示され,現在スキルス胃癌を多く含む4型胃癌に対する腹腔内化学療法の有効性を検証する試験が計画中である.本稿では,4型胃癌に対するこれまでの臨床試験の結果をわれわれの腹腔内化学療法の使用経験も含めて報告する.
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