Japanese
English
特集 スキルス胃癌のすべて
III. 臨床〈治療〉
4.スキルス胃癌に対する緩和治療(ステントなど)
Palliative treatment for scirrhous-type gastric cancer
吉田 俊太郎
1
,
小池 和彦
1
S. Yoshida
1
,
K. Koike
1
1東京大学消化器内科
キーワード:
スキルス胃癌
,
緩和治療
,
内視鏡インターベンション
,
ステント
Keyword:
スキルス胃癌
,
緩和治療
,
内視鏡インターベンション
,
ステント
pp.51-57
発行日 2019年1月1日
Published Date 2019/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_51
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
スキルス胃癌では,主に腹膜播種の進展によってさまざまな臓器において障害が引き起こされるが,ステント治療を内視鏡的インターベンションにより行うことで手術でなくとも緩和治療が可能となる.内視鏡的インターベンションの適応に際しては,手術とのすみ分けを考え,また施設において実施可能な手技を確認する必要があり,それらを把握したうえで患者の状況や希望なども考慮したうえで治療適応を判断する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019