Japanese
English
症例
腹膜前到達法による腹腔鏡下ヘルニア修復術(TEP法)を施行した閉鎖孔ヘルニア嵌頓の1例
A case of laparoscopic totally extraperitoneal hernia repair for incarcerated obturator hernia
沖田 充司
1
,
中川 真理
1
,
佃 和憲
1
,
横山 伸二
1
A. Okita
1
,
M. Nakagawa
1
,
K. Tsukuda
1
,
N. Yokoyama
1
1岡山市立市民病院外科
キーワード:
閉鎖孔ヘルニア
,
嵌頓
,
腹腔鏡
Keyword:
閉鎖孔ヘルニア
,
嵌頓
,
腹腔鏡
pp.279-283
発行日 2019年3月1日
Published Date 2019/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_279
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに 閉鎖孔ヘルニアは,高齢でやせ型の女性に多く,嵌頓を伴う腸閉塞は時に遭遇する疾患である1).治療法として確立した術式はないが,近年腹腔鏡手術の報告が増加している.今回閉鎖孔ヘルニア嵌頓症例に対する緊急での腹膜前到達法による腹腔鏡下ヘルニア修復術(totally extraperitoneal repair:TEP法)の経験を報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019