Japanese
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特集 肝胆膵領域における低侵襲手術
5.胆管切除・再建を伴う肝切除における腹腔鏡の役割
The feasibility of laparoscopic approach in hepatectomy accompanied by an extrahepatic bile duct resection
大目 祐介
1
,
本田 五郎
1
,
武田 裕
2
Y. Ome
1
,
G. Honda
1
,
Y. Takeda
2
1新東京病院消化器外科
2関西労災病院外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除
,
腹腔鏡下胆管空腸吻合
,
胆囊癌
Keyword:
腹腔鏡下肝切除
,
腹腔鏡下胆管空腸吻合
,
胆囊癌
pp.1232-1236
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1232
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胆囊癌に対して胆囊床部の肝部分切除術を腹腔鏡下に行い,腹腔鏡下肝部分切除術として保険請求することは可能である.その際に胆囊管断端の術中迅速病理組織診断が表層伸展によって陽性になったために,腹腔鏡下に胆管切除を追加して胆道再建を行うことに制約はない.患者に真の利益をもたらす可能性があり,かつ保険診療として施行可能な胆管切除・再建を伴う腹腔鏡下肝切除の数少ない適応の一つである.
© Nankodo Co., Ltd., 2019