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特集 肝胆膵領域における低侵襲手術
6.単孔式胆囊摘出術の実際
Single-port colecystectomy
朝隈 光弘
1
,
内山 和久
1
M. Asakuma
1
,
K. Uchiyama
1
1大阪医科大学一般・消化器外科
キーワード:
単孔式
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
手袋法
Keyword:
単孔式
,
腹腔鏡下胆囊摘出術
,
手袋法
pp.1237-1241
発行日 2019年11月1日
Published Date 2019/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1237
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単孔式手術の登場から約10年が経過した.現在でも胆囊摘出術が単孔式腹腔鏡手術の導入には最適であると考えている.本稿では当教室で現在行っている単孔式胆囊摘出術の手技を解説する.単孔式手術のそもそもの利点であるはずの「創の最小化」にこだわると同時に,安全性と標準化を心がけ,2場面に単純化した.本手術を通じて腹腔鏡手術を改めて熟考することで,今後の本格的な肝胆膵領域の低侵襲手術化の一助となることを期待する.
© Nankodo Co., Ltd., 2019