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特集 消化器腫瘍に対する腹腔鏡・内視鏡合同手術(LECS)up date
I. 総論
2.内視鏡機器および周辺機器の進歩によって期待されるLECSの将来像
Future of LECS expected by advancement of endoscope and endoscopic equipment
江崎 充
1
,
池原 久朝
1
,
後藤田 卓志
1
M. Esaki
1
,
H. Ikehara
1
,
T. Gotoda
1
1日本大学消化器肝臓内科
キーワード:
LECS
,
胃粘膜下腫瘍
,
ESD
,
内視鏡機器
Keyword:
LECS
,
胃粘膜下腫瘍
,
ESD
,
内視鏡機器
pp.1109-1114
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka81_1109
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腹腔鏡・内視鏡合同手術(laparoscopic and endoscopic cooperative surgery:LECS)における内視鏡技術は,主に内視鏡的粘膜下層剝離術(endoscopic submucosal dissection:ESD)の開発により生まれてきた技術である.ESDは内視鏡機器および周辺機器の進歩とともに開発されてきた.これらの内視鏡技術と腹腔鏡技術とのコラボレーションにより,従来のclassical LECSが誕生し,closed LECS,NEWS,CLEAN-NETへと広がりをみせている.これらの発展により胃内腔と腹腔内を交通させない手技が可能となり,胃粘膜下腫瘍から上皮性腫瘍への応用がすすんでいくことが期待される.
© Nankodo Co., Ltd., 2019