Japanese
English
症例
腹腔鏡下横行結腸切除術後に発症し腹腔鏡下に切除した胃脾間膜デスモイド腫瘍の1例
A case report of desmoid tumor in gastrosplenic ligament treated by laparoscopic surgery
下之薗 将貴
1
,
有留 邦明
1
,
安藤 慶
2
,
青木 大
2
,
前之原 茂穂
2
,
夏越 祥次
3
M. Shimonosono
1
,
K. Aridome
1
,
K. Andou
2
,
D. Aoki
2
,
S. Maenohara
2
,
S. Natsugoe
3
1済生会川内病院外科
2鹿児島厚生連病院外科
3鹿児島大学消化器・乳腺甲状腺外科
キーワード:
デスモイド腫瘍
,
胃脾間膜
,
腹腔鏡手術
Keyword:
デスモイド腫瘍
,
胃脾間膜
,
腹腔鏡手術
pp.178-181
発行日 2018年2月1日
Published Date 2018/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_178
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デスモイド腫瘍は筋膜および筋腱膜組織から発生するまれな線維性腫瘍であり,発生部位により腹壁デスモイド,腹壁外デスモイド,腹腔内デスモイドに分類される.組織学的には核分裂像にとぼしく良性腫瘍と定義されるが,浸潤性に発育し,遠隔転移はないが局所再発を繰り返すという臨床的特徴をもっている1).今回われわれは,横行結腸癌に対する腹腔鏡下横行結腸切除術後1年目に発見された胃脾間膜原発の腹腔内デスモ
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