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特集 外科医が知っておくべき最新のゲノム医療
II. 各論
1.乳癌のゲノム医療―生存期間・再発期間予後予測解析
The prediction models for postoperative overall survival and disease-free survival in patients with breast cancer
重水 大智
1
D. Shigemizu
1
1国立長寿医療研究センターメディカルゲノムセンター臨床ゲノム解析推進部
キーワード:
乳癌
,
遺伝子発現プロファイル
,
生存期間
,
再発期間
Keyword:
乳癌
,
遺伝子発現プロファイル
,
生存期間
,
再発期間
pp.1205-1209
発行日 2018年11月1日
Published Date 2018/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1205
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乳癌の術後の生存期間・再発期間の予後予測は,遺伝子発現解析に基づいたMammaPrint(マンマプリント)検査が有効的である.本稿では,新たな外科的癌組織摘出後の患者の癌組織の遺伝子発現プロファイルと術後の生存期間・再発期間を追跡したコホートデータから,新たな予後予測に関連するバイオマーカーの同定,またそれらを組み込み有効性を向上させた生存期間・再発期間予後予測モデルの開発について概説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018