Japanese
English
症例
卵巣腫瘍の術前診断で手術を施行した16×10 cm大の虫垂粘液囊胞腺癌の1例
A case of giant mucinous cystadenocarcinoma of the appendix with preoperative diagnosis of ovarian tumor
清板 和昭
1
,
相場 利貞
2
,
平松 和洋
3
,
柴田 佳久
3
,
吉原 基
3
,
加藤 岳人
3
K. Seita
1
,
T. Aiba
2
,
K. Hiramatsu
3
,
Y. Shibata
3
,
M. Yoshihara
3
,
T. Katou
3
1豊橋市民病院一般外科
2名古屋大学腫瘍外科
3豊橋市民病院一般外科
キーワード:
原発性虫垂癌
,
虫垂粘液癌
,
虫垂粘液産生腫瘍
Keyword:
原発性虫垂癌
,
虫垂粘液癌
,
虫垂粘液産生腫瘍
pp.748-751
発行日 2018年6月1日
Published Date 2018/6/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_748
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はじめに 虫垂原発悪性腫瘍は比較的まれで,術前に良・悪性の診断を得ることは困難な疾患である.大腸癌取扱い規約第8版では虫垂粘液産生腫瘍の分類に変更があった.今回われわれは,卵巣腫瘍の術前診断で手術を施行した巨大虫垂粘液囊胞腺癌の1例を経験したので報告する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018