Japanese
English
特集 大学病院では学べない外科臨床
I. 消化器外科
13.大網裂孔ヘルニア
Transomental hernia
宇高 徹総
1
,
香西 純
1
,
大塚 智昭
1
,
渡辺 信之
1
,
遠藤 出
1
,
吉田 修
1
,
浅野 博昭
1
,
久保 雅俊
1
T. Udaka
1
,
J. Kouzai
1
,
T. Ootsuka
1
,
N. Watanabe
1
,
I. Endou
1
,
O. Yoshida
1
,
H. Asano
1
,
M. Kubo
1
1三豊総合病院外科
キーワード:
大網裂孔ヘルニア
,
MD-CT
,
術前診断
,
内ヘルニア
Keyword:
大網裂孔ヘルニア
,
MD-CT
,
術前診断
,
内ヘルニア
pp.461-464
発行日 2020年4月25日
Published Date 2020/4/25
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka82_461
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大網裂孔ヘルニアは内ヘルニアの一つで先天性,外傷性あるいは結合組織の萎縮などにより生じた大網の欠損部に腸管が嵌入する比較的まれな疾患である.診断が遅れると嵌入した腸管が虚血壊死にいたり,重篤な状態に陥る危険性がある.近年,画像診断技術の向上に伴い術前診断が可能であった報告例が増加している.
© Nankodo Co., Ltd., 2020