Japanese
English
臨床報告・1
腹部CT検査によって術前診断し得た大網裂孔ヘルニアの1例
A case of transomental hernia,preoperatively diagnosed by abdominal computed tomography
村松 友義
1
,
戸田 耕太郎
1
,
小林 和也
1
,
上田 祐造
1
Tomoyoshi MURAMATSU
1
1笠岡市立市民病院外科
キーワード:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
術前診断
Keyword:
大網裂孔ヘルニア
,
内ヘルニア
,
術前診断
pp.95-99
発行日 2009年1月20日
Published Date 2009/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102445
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はじめに
大網裂孔ヘルニアは比較的稀な疾患であるが,近年,高齢化が進む一方で診断技術の向上もあいまって報告例が増加している1).
今回,当科において術前腹部造影CT検査によって大網裂孔ヘルニアの嵌頓と診断し,手術を施行した症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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