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特集 術前・術中イメージングの最先端
II. 各論
2.術中イメージング
-4)肝癌同定法の基礎と応用
Intraoperative detection of liver tumors by fluorescence imaging
松井 康輔
1
,
石崎 守彦
1
,
中竹 利知
1
,
松島 英之
1
,
海堀 昌樹
1
K. Matsui
1
,
M. Ishizaki
1
,
R. Nakatake
1
,
H. Matsushima
1
,
M. Kaibori
1
1関西医科大学外科
キーワード:
肝癌
,
蛍光イメージング
,
ICG
,
5-LA
Keyword:
肝癌
,
蛍光イメージング
,
ICG
,
5-LA
pp.1141-1149
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1141
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肝癌患者において,適切な外科治療の計画を立てるうえで早期病変や微小転移を正確に同定することが不可欠である.しかしながら,超音波やCT,MRIなどの画像診断法ではより高い空間分解能を必要とする小病変の同定が困難である.近年,術中の蛍光イメージングを用いた光線力学的診断法がより安全で精度の高い術中診断法として注目されている.本稿では,われわれが行っている肝切除術中インドシアニングリーン(ICG)および5-アミノレブリン酸(5-ALA)蛍光イメージング併用による肝癌同定法とその結果について概説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2018