増大特集 細胞多様性解明に資する光技術─見て,動かす
Ⅱ.見えなかったものを視る
新しいイメージングに対応した新しい蛍光色素
多喜 正泰
1
,
山口 茂弘
1
Taki Masayasu
1
,
Yamaguchi Shigehiro
1
1名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所
キーワード:
蛍光イメージング
,
蛍光色素
,
分子設計
Keyword:
蛍光イメージング
,
蛍光色素
,
分子設計
pp.426-427
発行日 2017年10月15日
Published Date 2017/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.2425200677
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蛍光分子を用いた生体イメージングは,現代の生命科学研究において必須のツールである。この技術の発展には顕微鏡と蛍光色素の両面での進歩が必要である。しかし,STED顕微鏡をはじめとする超解像蛍光イメージング技術において,最もボトルネックとなっているのが,蛍光色素の褪色である。本稿では,筆者らが最近開発した耐光性蛍光色素について,蛍光イメージングツールとしての有用性を論ずる。
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