Japanese
English
症例
回盲部切除を必要とした出血性小腸憩室の1例
A case of ileocecal resection for diverticulum of small intestine with hemorrhage which suffered from hemostasis
阿河 杏介
1
,
大村 典子
1
,
中山 俊二
1
,
岸 真示
1
,
前田 裕已
1
K. Agawa
1
,
N. Omura
1
,
S. Nakayama
1
,
S. Kishi
1
,
H. Maeda
1
1神戸労災病院外科
キーワード:
小腸憩室
,
憩室出血
Keyword:
小腸憩室
,
憩室出血
pp.1060-1064
発行日 2018年9月1日
Published Date 2018/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka80_1060
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はじめに 小腸憩室はMeckel憩室を除けば非常に少なく,大部分は無症状で経過するが,出血,穿孔などで緊急手術となる場合がある.出血部位の同定および止血治療に難渋することや,また手術の際に切除範囲が問題となることがある.今回われわれは,回盲部切除を必要とした出血性小腸憩室の1例を経験したので文献的考察を含めて報告する.
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