症例
一期的修復を行った遅発性外傷性横行結腸穿孔の1例
片岡 直己
1
,
牧本 伸一郎
1
,
冨田 雅史
1
,
山口 智之
1
,
畑野 光太郎
1
1岸和田徳洲会病院外科
キーワード:
外傷
,
遅発性
,
大腸穿孔
Keyword:
外傷
,
遅発性
,
大腸穿孔
pp.1397-1399
発行日 2017年12月1日
Published Date 2017/12/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka79_1397
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はじめに 遅発性に症状を呈する外傷性大腸穿孔は非常にまれであり,腸間膜の血流障害による腸管虚血や狭窄による内圧上昇が原因といわれている.治療は一期的修復か人工肛門造設が一般的である.今回われわれは,遅発性に症状を呈した外傷性横行結腸損傷に対して一期的修復を行い,良好な結果を得たので報告する.
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