Japanese
English
骨・軟部腫瘍のマネジメント(その1) Ⅱ.診 断
2.組織・遺伝子診断
専門医が関与すべき骨・軟部腫瘍の診断
Orthopedic oncologist should be involved to establish a proper pathological diagnosis of bone and soft tissue tumors
紫藤 洋二
1
,
松山 幸弘
1
Y. Shido
1
,
Y. Matsuyama
1
1浜松医科大学整形外科
1Dept. of Orthop. Surg., Hamamatsu University School of Medicine, Hamamatsu
キーワード:
bone and soft tissue tumor
,
diagnosis
,
biopsy
Keyword:
bone and soft tissue tumor
,
diagnosis
,
biopsy
pp.44-46
発行日 2021年4月20日
Published Date 2021/4/20
DOI https://doi.org/10.15106/j_besei79_44
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
は じ め に
骨・軟部腫瘍は近年専門化がすすみ,治療施設の集約化が唱えられている.骨・軟部腫瘍のマネジメントにおいては診断がもっとも重要である.正しい診断にいたらなければ,正しい治療に到達できない.特に生検は診断のみならずその後の治療への影響が大きい.近年,骨および軟部生検は専門施設で行われる傾向にあるが,アクセスの問題から地域の基幹病院で行われる状況もありうる.本稿では,骨・軟部腫瘍外科医が行っている生検の実際について論説する.
© Nankodo Co., Ltd., 2021