足関節・足部疾患の最新治療
疾患各論 足部の変形・障害 骨端症・骨壊死 Freiberg病に対するdorsal closing wedge osteotomyの有用性
高鳥 尚子
1
,
宇佐見 則夫
,
池澤 裕子
,
平石 英一
,
芦田 利男
,
山田 隆宏
1慶応義塾大学 整形外科
キーワード:
X線診断
,
骨切り術
,
中足骨
,
重症度指標
,
治療成績
,
Freiberg病
Keyword:
Metatarsal Bones
,
Osteotomy
,
Radiography
,
Severity of Illness Index
,
Treatment Outcome
pp.108-112
発行日 2016年4月10日
Published Date 2016/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2016297875
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Freiberg病に対してdorsal closing wedge osteotomyを行った64例の治療成績について検討した。年齢は13~56歳、Gauthier分類は全例でstage3以上で、罹患趾は第2趾が63例、第4趾が1例であった。1)術後に関節面の圧潰や偽関節、感染を生じた例はなく、全例が原職やスポーツに復帰していた。2)可動域は健側と比較して全例が同等または2/3以上であり、ADLに制限を来した例はなかった。
©Nankodo Co., Ltd., 2016