腰椎疾患up-to-date
手術的治療の進歩 最小侵襲手術(MIS) 化膿性脊椎炎に対する経皮的挿入椎弓根スクリューの使用経験
男澤 朝行
1
,
豊根 知明
,
志保井 柳太郎
1帝京大学ちば総合医療センター 整形外科
キーワード:
X線診断
,
骨ねじ
,
MRI
,
脊椎固定術
,
掻爬術
,
最小侵襲手術
,
傍脊柱筋
,
脊椎炎-化膿性
Keyword:
Bone Screws
,
Curettage
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Radiography
,
Spinal Fusion
,
Minimally Invasive Surgical Procedures
,
Paraspinal Muscles
pp.201-203
発行日 2013年4月15日
Published Date 2013/4/15
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2013222867
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化膿性脊椎炎に対する経皮的挿入椎弓根スクリュー(PPS)の使用経験について報告した。化膿性脊椎炎に対してPPSを施行した5例を対象とし、前方固定併用2例、後方固定のみ3例であった。腰痛VASスコアは平均術前9/10点が術直後2/10点となった。最終経過観察時は全例0/10点であった。前方固定併用例、後方固定のみの症例ともに、術後2週で歩行訓練が開始できた。術後4週で白血球数、CRP値は正常化し、術後平均入院期間は6週であった。
©Nankodo Co., Ltd., 2013