脊椎疾患における鑑別診断と治療法選択の根拠
治療法選択とその根拠 透析性脊椎症の術式選択とその根拠
馬場 秀夫
1
,
安達 耕一
,
衛藤 正雄
,
進藤 裕幸
1長崎大学 整形外科
キーワード:
Beta 2-Microglobulin
,
X線診断
,
頸椎
,
血液透析
,
脊椎固定術
,
X線CT
,
腰椎
,
失血-外科
,
手術時間
,
脊椎疾患-破壊性
,
透析アミロイドーシス
Keyword:
beta 2-Microglobulin
,
Cervical Vertebrae
,
Renal Dialysis
,
Lumbar Vertebrae
,
Radiography
,
Spinal Fusion
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Blood Loss, Surgical
,
Operative Time
pp.239-244
発行日 2006年10月10日
Published Date 2006/10/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2007024960
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当院で1981年以降に手術を行った透析性脊椎症45例(破壊性脊椎関節症17例、脊椎アミロイド沈着24例、軸椎歯突起病変4例)の成績をもとに、病変別の術式選択とその根拠について考察した。軸椎歯突起病変に対しては後頭頸椎固定術、腰椎の破壊性脊椎関節症に対しては後方除圧固定術または後方経路椎体間固定術を選択すべきと考えられた。
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