発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006184905
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標題の病態を明らかにするため,家兎を用いて末梢神経癒着モデルを作製し電気生理学的・組織学的観察と神経束内血流量の測定を行い,以下の示唆を得た.神経床の局所的な瘢痕形成と同部での可動性障害により神経上膜,神経周膜,神経束間結合組織に線維化・瘢痕形成が生じ,神経束内血流量の低下をきたし,神経内線維化(Waller変性,髄鞘菲薄化,神経線維間の線維化)に至る
©Nankodo Co., Ltd., 2006