発行日 2006年4月10日
Published Date 2006/4/10
DOI https://doi.org/10.15106/J04037.2006184906
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ラットの断端神経腫に対してアテロコラーゲンチューブによるnerve capping法(CP法)とシリコンチューブによるCP法を行い,治療効果を比較検討した.両治療法とも治療後に神経腫の再形成はなく,疼痛の評価指標とした脊髄後角のc-fos mRNA発現も同程度に抑制された.組織学的観察ではアテロコラーゲンチューブ群のほうが線維性組織の増生が少なかった.アテロコラーゲンチューブは生体親和性が高く抗原性が低い点で有用と考えられた
©Nankodo Co., Ltd., 2006