2025年を見すえた心不全診療ロードマップ 突破口はどこにあるのか
心不全の実態と未来予想図
坂田 泰彦
1
,
下川 宏明
1東北大学 大学院医学系研究科循環器内科学分野
キーワード:
一回拍出量
,
加齢
,
コホート研究
,
心不全
,
性因子
,
追跡研究
,
発生率
,
予後
,
高齢者
,
女性の健康
,
心筋虚血
,
診療ガイドライン
,
多施設共同研究
,
東北地方
Keyword:
Aged
,
Aging
,
Follow-Up Studies
,
Heart Failure
,
Prognosis
,
Sex Factors
,
Stroke Volume
,
Cohort Studies
,
Incidence
,
Women's Health
,
Multicenter Studies as Topic
,
Myocardial Ischemia
,
Practice Guidelines as Topic
pp.419-424
発行日 2014年3月1日
Published Date 2014/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2014113886
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わが国における慢性心不全の基礎疾患として虚血性心疾患が最多で,心筋症がこれに次ぐ.心不全の半数以上を占める左室駆出率の保持された心不全(HFpEF)に対する治療はいまだ確立されていない.超高齢社会を迎えた現代日本では,今後,HFpEFに加えて高齢者の心不全,女性の心不全に対する治療の確立が急務である.
©Nankodo Co., Ltd., 2014