到来 二人に一人脳卒中時代 脳卒中各論・治療
脳出血治療 急性期および慢性期の治療
瀧澤 俊也
1
1東海大学 医学部神経内科
キーワード:
血圧
,
降圧剤
,
人種
,
追跡研究
,
脳出血
,
発生率
,
臨床試験
,
診療ガイドライン
,
多施設共同研究
,
治療成績
,
遺伝子組換え型活性化血液凝固第VII因子
Keyword:
Antihypertensive Agents
,
Blood Pressure
,
Clinical Trials as Topic
,
Follow-Up Studies
,
Incidence
,
Treatment Outcome
,
Multicenter Studies as Topic
,
Practice Guidelines as Topic
,
Intracranial Hemorrhages
,
Continental Population Groups
,
Recombinant FVIIa
pp.877-881
発行日 2013年5月1日
Published Date 2013/5/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013173261
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脳出血急性期の治療としては血圧管理が重要であり,収縮期血圧180mmHg未満または平均血圧130mmHg未満を維持することが推奨される.抗凝固療法中に合併した脳出血に対して,プロトロンビン複合体や遺伝子組換え活性型凝固第VII因子が今後期待される.高血圧性脳出血の再発予防には,拡張期血圧75~90mmHg以下の血圧管理が勧められる.
©Nankodo Co., Ltd., 2013