消化器領域における診断内視鏡-モダリティの進歩とその活用法 内視鏡機器の進歩と活用法
カプセル内視鏡
細江 直樹
1
,
長沼 誠
,
柏木 和弘
,
緒方 晴彦
1慶応義塾大学内視鏡センター
キーワード:
胃腸内通過
,
感度と特異度
,
大腸内視鏡法
,
大腸ポリープ
,
集団検診
,
大腸腫瘍
,
臨床試験
,
小腸疾患
,
保険適用範囲
,
カプセル内視鏡法
Keyword:
Clinical Trials as Topic
,
Colonic Polyps
,
Colonoscopy
,
Gastrointestinal Transit
,
Mass Screening
,
Sensitivity and Specificity
,
Colorectal Neoplasms
,
Insurance Coverage
,
Capsule Endoscopy
pp.487-489
発行日 2013年3月1日
Published Date 2013/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2013167596
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小腸用カプセル内視鏡は,本邦においても2007年に保険適用となり,ギブン・イメージング社,オリンパスメディカルシステムズ社のカプセル内視鏡の使用が可能である.また,2012年7月より,滞留を回避するため,消化管の開通性を事前に確認するダミーカプセル(パテンシーカプセル)と合わせて,PillCam SB 2 plusカプセル(ギブン・イメージング社)の保険適用が,「小腸疾患が既知または疑われる患者」に拡大された.欧米において使用されている大腸用カプセル内視鏡も,本邦での臨床試験が行われており,今後のさらなる発展が期待できる.
©Nankodo Co., Ltd., 2013