特集 小腸内視鏡が変えた疾患マネージメント
カプセル内視鏡の進歩
細江 直樹
1
,
奥澤 杏奈
,
櫻井 陽奈子
,
林 由紀恵
,
リンピアス神谷 研次
,
筋野 智久
,
高林 馨
,
緒方 晴彦
,
金井 隆典
1慶應義塾大学内視鏡センター
キーワード:
感度と特異度
,
機器のデザイン
,
コンピュータ支援画像診断
,
消化管出血
,
人工知能
,
ソフトウェア
,
小腸疾患
,
カプセル内視鏡法
,
カプセル内視鏡
,
バルーン小腸内視鏡法
,
小腸内視鏡法
Keyword:
Artificial Intelligence
,
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Balloon Enteroscopy
,
Image Interpretation, Computer-Assisted
,
Sensitivity and Specificity
,
Equipment Design
,
Software
,
Capsule Endoscopy
,
Capsule Endoscopes
pp.1799-1804
発行日 2021年12月25日
Published Date 2021/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/J02312.2022082024
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
カプセル内視鏡(CE)は2000年に小腸の検査目的に開発され、Nature誌上で発表された。本邦では現在、小腸カプセル内視鏡(SBCE)と大腸カプセル内視鏡が導入され、保険適用となっている。SBCEは小腸検査において非常に重要なデバイスとなっており、開発から20年を経て、読影ソフトウェアを含めさまざまな改良が加えられている。本邦ではMedtronic社、オリンパス社、CapsoVision社のSBCEが使用可能である。CE本体の視野角や画質の向上、見落としなく速く読影するためのソフトウェアが開発され、AI(人工知能)による読影サポート技術も報告されている。
Copyright© 2021 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.