カプセル・バルーン内視鏡の新展開
[カプセル内視鏡編]カプセル内視鏡の適応拡大
山田 篤生
1
,
渡部 宏嗣
,
小林 由佳
,
鈴木 裕史
,
新倉 量太
,
磯村 好洋
,
山地 裕
,
小池 和彦
1東京大学医学部附属病院 消化器内科
キーワード:
Crohn病
,
吸収不良症候群
,
消化管出血
,
タンパク喪失性腸症
,
腸粘膜
,
非ステロイド系抗炎症剤
,
小腸疾患
,
小腸腫瘍
,
腸ポリープ症
,
保険適用範囲
,
カプセル内視鏡法
Keyword:
Anti-Inflammatory Agents, Non-Steroidal
,
Crohn Disease
,
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Intestinal Mucosa
,
Malabsorption Syndromes
,
Protein-Losing Enteropathies
,
Insurance Coverage
,
Intestinal Polyposis
,
Capsule Endoscopy
pp.539-546
発行日 2013年11月20日
Published Date 2013/11/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2014064978
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カプセル内視鏡検査の保険適用の拡大に伴い,原因不明の消化管出血(OGIB)に加えNSAIDs起因性小腸粘膜障害,クローン病,小腸腫瘍,消化管ポリポーシスのサーベイランス,吸収不良症候群や蛋白漏出性胃腸症などさまざまな小腸疾患確診および疑い症例が検査の適応となった.その有用性については一部疾患で有用であるとの報告はあるが検討は少ない.今後の症例の蓄積とともに詳細な検討が必要である.
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