肝癌診療の最前線-知っておきたい診断・治療の新情報
治療の実際 経皮的ラジオ波焼灼術
鈴木 雄一朗
1
,
朝比奈 靖浩
,
泉 並木
1武蔵野赤十字病院 消化器科
キーワード:
肝細胞癌
,
胸水
,
腹水
,
治療成績
,
Perflubutane
,
超音波造影検査
,
ラジオ波焼灼術
Keyword:
Ascitic Fluid
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Pleural Effusion
,
Treatment Outcome
,
Perfluorobutane
pp.431-435
発行日 2012年3月1日
Published Date 2012/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012175479
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・肝細胞癌治療においては局所の根治性に加えて、肝予備能に与える影響を十分に考慮する必要があり、ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA)は1回の治療で凝固範囲が広く、肝細胞癌の局所根治が優れており現在局所治療の第一選択となっている。・近年、RFAは人工腹水、人工胸水、造影超音波、multimodality fusion imagingを用いることにより、さらに高い質、安全性を得られるようになった。
©Nankodo Co., Ltd., 2012