特集 ウイルス肝炎アップデート
診断 腹部超音波検査
山田 晃
1
1住友病院 消化器内科
キーワード:
肝炎-慢性
,
肝硬変
,
肝細胞癌
,
肝臓疾患
,
脂肪肝
,
超音波診断
,
Doppler超音波診断
,
Perflubutane
,
マルチモーダルイメージング
,
超音波造影検査
Keyword:
Liver Diseases
,
Ultrasonography
,
Carcinoma, Hepatocellular
,
Fatty Liver
,
Hepatitis, Chronic
,
Ultrasonography, Doppler
,
Liver Cirrhosis
,
Multimodal Imaging
,
Perfluorobutane
pp.183-189
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020162737
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<Headline>1 腹部超音波検査は、びまん性肝疾患の評価に際し、Bモードによる鮮明な画像が得られ、安全かつ簡便に行うことができることから、外来診療において第一選択の画像検査である。2 びまん性肝疾患を背景にした肝細胞癌は、Bモードによる観察に加え、ドプラ法や造影エコー法を用いてより正確に診断することが可能である。3 ウイルス肝炎は肝細胞癌の高危険群であり、超音波検査を中心とした定期的な画像検査(肝細胞癌サーベイランス)で早期発見が可能である。
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