胆膵疾患診療の最前線 難治疾患のよりよいマネジメントのために
胆膵画像診断の進歩 超音波内視鏡でどこまでわかるか
安田 一朗
1
,
森脇 久隆
1岐阜大学医学部附属病院 第一内科
キーワード:
膵臓疾患
,
膵臓腫瘍
,
胆道疾患
,
胆道腫瘍
,
超音波内視鏡検査
,
組織弾性イメージング
,
管腔内超音波診断
,
超音波造影検査
Keyword:
Biliary Tract Diseases
,
Biliary Tract Neoplasms
,
Pancreatic Diseases
,
Pancreatic Neoplasms
,
Endosonography
,
Elasticity Imaging Techniques
pp.419-423
発行日 2011年3月1日
Published Date 2011/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2011130046
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●超音波内視鏡検査(EUS)は、胃・十二指腸壁を介して至近距離から膵および胆嚢・胆管を観察できる検査法であり、精度の高い画像が得られることから、膵胆道疾患の鑑別診断や癌の病期診断などに役立っている。●細径超音波プローブを膵管・胆管に挿入して行う管腔内超音波検査(IDUS)も、胆管癌や乳頭部癌の深達度・進展度診断に利用されている。●さらに最近では、三次元IDUS、造影超音波検査、elastographyといったこれらを発展させた検査法も登場し、その適応および有用性が検討されている。
©Nankodo Co., Ltd., 2011