基礎講座
膵胆道領域における超音波内視鏡の基礎と画像の見方
岡庭 信司
1
,
比佐 岳史
1飯田市立病院 消化器内科
キーワード:
胃
,
十二指腸
,
膵臓疾患
,
胆道疾患
,
超音波内視鏡検査
,
超音波内視鏡下穿刺吸引法
Keyword:
Biliary Tract Diseases
,
Endosonography
,
Duodenum
,
Pancreatic Diseases
,
Stomach
,
Endoscopic Ultrasound-Guided Fine Needle Aspiration
pp.625-632
発行日 2021年6月15日
Published Date 2021/6/15
DOI https://doi.org/10.32118/J01436.2021230804
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・EUSの一体型専用機には、超音波ビームがスコープの軸に対して垂直方向に360°放射されるラジアル走査式と、スコープの軸と水平方向に放射されるコンベックス走査式がある。・EUSは1cm以下の小病変を高感度で検出できるが、5cm以上の大きな病変はUSや造影CTなどのほうが全体像を把握しやすい。・わが国では膵嚢胞性病変や胆管・胆嚢腫瘍はEUS-FNAの一般的な適応病変となっておらず、根治的手術治療が可能な膵腫瘍に対する経胃的穿刺ルートを介した播種の報告もある。
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