発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2006131511
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弁膜症の最終的な治療は,外科的な手術であるという認識を患者に理解させることが一番重要である.その手術が必要なのか,必要であればいつなのかを勘案しながら,管理を行うことになる.具体的には,抗凝固療法,心拍数の調節,血管拡張療法を駆使しながら,生活指導や減塩などの食事指導を実施していくことになる.しかし,何よりも重要なことは,患者自身の疾患に対する認識を高めるための教育である.患者自身が病気を理解し,積極的な治療に前向きなるように指導することが,よい結果をもたらす内科管理となる
©Nankodo Co., Ltd., 2006