発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005108052
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膠原病治療において日和見感染症のコントロールは,生命予後に関わる問題であり治療上大きな位置を占めるといえる.当院では1989年よりステロイド大量投与患者を対象に感染症予防プログラムの一環としてST合剤とisoniazidの予防投与を実施してきた.その結果,カリニ肺炎,結核の発現を認めていない.また,他の日和見感染症については早期発見を可能とするような対策を実施している.これは最近使用されることの多い免疫抑制薬,生物製剤などによる日和見感染についても同様である
©Nankodo Co., Ltd., 2005