発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005061245
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MD-CTにより胆道3D画像の構築が容易となった.胆管造影後にMD-CTを撮りsurface rendering法で再構築するとバーチャルエンドスコピーを含めた3D画像の作成が可能である.胆管造影の手段としてDICは低侵襲である.バーチャルエンドスコピーの利点は普段みることのできない胆道内を容易に観察できることである.摘出標本との比較でバーチャルエンドスコピーの像は,肉眼像に近似する粘膜模様を呈していた.色彩情報がないことや生検ができないことなど問題点は多いが,今後,画像処理技術の進歩により,ルーチンの胆道検査法のひとつとして期待される
©Nankodo Co., Ltd., 2005