発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005061236
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胆管結石に対する内視鏡治療は外科的治療に比べ低侵襲であり,胆管結石治療の第一選択となってきている.内視鏡治療の中心はESTであるが,これに加え日本ではEPBDが普及してきている.しかし,巨大結石例や胃切除後例で内視鏡治療が困難な場合には,外科的手術や経皮経肝的アプローチによる治療が必要なこともある.内視鏡治療手技の発展に比べ,実際に治療を行う胆・膵専門の内視鏡医が不足している問題点もあり,今後さらなる胆・膵内視鏡治療医の教育・育成と正しい治療法の普及が望まれる
©Nankodo Co., Ltd., 2005