発行日 2001年9月1日
Published Date 2001/9/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2002081045
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35歳女.発熱,咳,右頸部痛が出現した為近医を受診し,右胸膜炎,縦隔炎と診断された.入院し治療を受けたが悪化傾向にあり転院となった.血液検査及び画像検査より急性縦隔炎・胸膜炎と診断され,開胸ドレナージ術及び胸膜剥離術を施行した.術後,十分な消炎が得られず,前胸部,右縦隔に腫瘍の再出現を認めた為,エコー下に同時にドレーンを留置した.同部から細菌培養は認めなかったが,消炎傾向に転じ,呼吸リハビリテーション等を施行後退院した
©Nankodo Co., Ltd., 2001